今年の我が国の経済は昨年に続くコロナ禍に振り回された1年間となりましたが、年度末には、マスクなしの卒業式が挙行されるなど新型コロナウイルス感染症患者も収束に向かいつつある状況となった。
令和4年の実質国内総生産(GDP)か前年比1.1%増となったが、ロシアによるウクライナ侵攻、円安などが原因で物価上昇が続き、生活に影響を及ぼしている現状である。
物価は上がっているが、給与は上がらないという現状打破に向けて国を挙げての取り組みがなされ、賃上げの動きも出てきており、収支バランスが取れる正常な経済社会生活が送れる日が待ち望まれるところである。
また、令和4年2月24日から始まった、ロシアによるウクライナ国への軍事侵攻は1年を超え、未だ終息の兆しが見えない状況である。
さて、当財団の運営については、コロナ禍に伴い、理事会等に出席できない役員等のWeb会議対応など新たな会議方式での開催もしたところである。
収入面では㈱コーエーテクモホールディングスの増配等もあり順調に事業を推進することができた。
主要な事業として、コロナ禍で実施できなかった研究成果発表会も実施することができた。また、①先端科学技術の研究者等への助成(新規8件)②先端科学技術の普及を担う人材の養成(外国人留学生への奨学資金の支給、アジアデジタルアート大賞展への協賛、福岡県立明善高等学校の卒業生に対する大学奨学資金の支給)等の推進を図ったほか、医療技術共同研究として、間質性肺炎に関する研究助成4件を実施した。
Ⅰ 先端科学技術の研究者等への助成
1、 科学技術研究助成事業
(1) 対象事業
「新型コロナウィルス感染症」に係る研究(基礎研究を含む)
イ 一般(公募)課題
(ア) バイオベンチャー等育成事業
先端的バイオの研究開発(DNA解折、バイオチップ、バイオセンサー等)でバイオテクノロジーの分野において新産業の創出とベンチャー企業の育成に寄与するもの。
民間企業や大学等の先端的で高度な研究シーズを活用して、新たな産業分野の創出と育成に寄与するもの。
(ウ) 福岡バイオバレープロジェクトに関連する事業
① 福岡バイオバレープロジェクトに関連する事業
久留米市を中心とした、「バイオクラスター」の形成に寄与する先端的バイオ及び関連分野で新製品、新技術の研究開発、事業創出等を行う事業。
② 特定地域における研究開発事業
久留米市地域(以下「特定地域」という。)において上記アに準じた 研究開発(創薬、試薬、バイオセンサー、微生物資材、機能性食品、化粧品、医療材料・機器、分析技術等)及びイの事業の研究開発を行うもの。
(2) 限度額及び助成率
ア 特別課題
限度額300万円以内/年
助成率は4/5以内、 ただし、大学及び公的研究機関等は5/5以内
イ 一般課題
(ア) バイオベンチャー等育成事業及び先端科学技術開発等の育成事業
限度額200万円
助成率は4/5以内、ただし、大学及び公的研究機関等は5/5以内
(イ) 福岡バイオバレープロジェクトに関連する事業
限度額 300万円助成率は5/5以内
なお、特定地域(久留米市)は限度額100万円助成率5/5以内
(3) 募集期間 令和4年5月6日~令和4年6月6日
(4) 応募者数 12名
(5) 助成決定内容
選考委員会の審査を経て、理事会で次の者に助成することを決定した。
申請者名 |
研究テーマ |
研究期間 |
助成決定額 (万円) |
有明工業高等専門学校 教授 大河平 紀司 |
標的ウィルスを超高効率に濃縮可能な革新的機能材料の開発 |
4.9.1~5.8.31 |
300 |
近畿大学産業理工学部 教授 藤井 政幸 |
新型コロナウィルス変異株高感度検出法の開発 |
4.10.1~5.9.30 |
240 |
九州大学病院 呼吸器科 臨床助教 池亀 聡 |
SARS-ⅭoV-2 Spike タンパク質研究のための限定増殖型組換えウィルスの開発 |
4.8.1~5.7.31 |
300 |
福岡県保健環境研究所 主任技師 松木 昌也 |
堆積物微生物燃料電池の電力を活用した底泥改善効果の向上 |
4.10.1~5.9.30 (6.3.31 まで延長) |
120 |
九州大学大学院医学研究院 助教 上田 瑛美 |
網膜内神経変性蛋白を検出する眼底イメージング開発 |
4.11.1~5.10.30 |
200 |
九州大学大学院歯学研究院 OBT研究センター 准教授 安河内 友世 |
非コードRNAを用いたドライマウス創薬戦略 |
4.4.1~5.3.31 |
200 |
産業医科大学産業生態科学研究所 講師 香崎 正宙 |
がん細胞に対する低用量DNA修復経路標的阻害剤の作用機序の解明 |
4.12.1~5.11.30 |
160 |
久留米大学医学部動物実験センター 准教授 塩澤 誠司 |
ワンヘルスへの貢献を目指したネコ人工多能性幹細胞の樹立 |
4.9.1~5.8.31 |
300 |
合 計 |
|
|
1820 |
2 共同研究委託事業
(1) 目的
本年度は、現代医学の進歩の中、今日なお原因が究明されず、治療方法も確立されていない疾患について、研究を実施することとした。
(2) 研究テーマ
難治疾患である「間質性肺炎」の原因と治療法について研究する。
(3) 応募資格
福岡県内の大学の医学部又は附属病院において上記(2)の研究テーマに関する基礎研究又は臨床研究に携わる研究者及び医療従事者。
(4) 委託金額と研究委託期間
ア 金額 単年度500万円(2年間で1,000万円を上限とする。)
イ 期間 2年以内(おおむね令和4年10月から2年以内とする。)
(5) 申込期間
令和4年5月 1日から5月31日まで
(6) 応募者数 4名
(7) 助成決定内容
選考委員会の審査を経て、理事会で次の者に助成することを決定した。
共同研究者の氏名等 |
研究テーマ |
研究期間 |
研究委託費 |
福岡大学病院呼吸器内科 准教授 濱田 直樹 |
Pleuroparechymal fibroelastosis (PPFE)におけるバイオマーカーの探索 |
R4/10/1 ~ R6/9/30 |
令和4年度 500万円 令和5年度 500万円 |
久留米大学医学部 内科学講座呼吸器・神経・膠原病内科部門 主任教授 星野 友昭 |
抗MDA5自己抗体陽性皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の分子学的解析 |
R4/10/1 ~ R6/9/30
|
令和4年度 500万円 令和5年度 500万円 |
助教 柳原 豊史
|
マスサイトメトリーを用いた 間質性肺炎発症・進展に関与する特異的細胞集団の同定 |
R4/10/1 ~ R6/9/30 |
令和4年度 500万円 令和5年度 500万円 |
九州大学病院呼吸器科 助教 坪内 和哉 |
進行性線維化を伴う間質性肺疾患に対するニンテダニブと抗炎症治療との併用療法の早期導入の有効性および安全性を評価するランダム化比較第3相試験 |
R4/10/1 ~ R6/9/30 |
令和4年度 500万円 令和5年度 500万円 |
3 研究成果発表会の実施
今年度は、第5回研究成果発表会を次のとおり実施した。
これまで4回実施し、38名の方が発表しましたが、今回は13名の方に発表して頂き、一般の方に周知を図ったところです。
(1) 期 日 令和5年3月4日(土)
(2) 時 間 午後1時00分~午後5時00分
(3) 場 所 福岡市中央区天神4丁目8-5 福岡ガーデンパレス
(4) 発表概要
|
発表時間 |
発表者(所属) |
研究内容 |
第1部 |
13:10~ 13:22 |
奥村史朗(県工業技術センター) |
メタゲノムライブラリーの構築及び新規耐熱性酵素の開発 |
々 |
13:25~ 13:37 |
高木厚司(株式会社TASプロジェクト) |
生体内酸化ストレスの特異的バイオマーカー測定キットの開発 |
々 |
13:40~ 13:52 |
楠本賢一(Gmep株式会社) |
バイオ医薬・再生医療の創薬を支えるヒト細胞用の高性能無血清培地の開発 |
々 |
13:55~ 14:07 |
小松誠和(久留米大) |
小児難治性ネフローゼ症候群の再発を予測するバイオマーカーの探索 |
々 |
14:10~ 14:22 |
二井偉暢(九州大) |
医薬品開発における新規非臨床試験モデルの開発 |
々 |
14:25~ 14:37 |
平井剛(九州大学) |
シアリダーゼ阻害剤開発のための合成基盤 |
々 |
14:40~ 14:52 |
宮本新吾(福岡大学) |
絨毛膜羊膜炎のリスクを診断する検査法の開発 |
第2部 |
15:15~ 15:27 |
楊世淵(九州工業大学) |
LED照明を利用した無人搬送車誘導システムの開発 |
々 |
15:30~ 15:42 |
井川和宣(熊本大学) |
キラルケイ素分子の不斉合成と革新的医薬品開発への応用 |
々 |
15:45~ 15:57 |
古賀慎太郎(県工業技術センター) |
骨代謝細胞の新規低酸素.閉鎖系培養技術の開発 |
々 |
16:00~ 16:12 |
池野慎也(九州工業大学) |
微生物殺虫剤の高効率生産技術の確立 |
々 |
16:15~ 16:27 |
山下聡子(県工業技術センター |
有用微生物のプロバイオティクス用途の探索 |
々 |
16:30~ 16:42 |
村田正治(九州大) |
新型コロナウィルス感染症に対するナノ治療薬の開発と重症化の抑制 |
1 懇談会の実施
研究発表会に併せて、研究発表者、発表会参加者等と当財団の選考委員、
役員との懇談会を実施し、先端的バイオテクノロジー等の研究開発の今後 の課題につい意見交換を実施した。
2 調査事業
コロナ禍のため、特別な調査は実施できなかった。
Ⅲ 先端科学技術の普及を担う人材の養成
1 海外留学生への奨学金等の支給
先端科学技術の普及を担う一環として、国際的に活動できる人材の育成
を図るため、公益財団法人福岡県国際交流センターが実施する福岡アジア留学生里親奨学金制度の支援者となって、フェイスtoフェイス奨学金を次の3名に支給した。
(1) 支給対象者
氏 名 |
年齢:性別 |
国 籍 |
留 学 先 |
省略
|
26歳(男) |
ベトナム |
北九州市立大学 大学院 国際環境工学研究科1年 |
省略 |
27歳(男) |
韓国 |
近畿大学 産業理工学部4年 |
省略 |
29歳(男) |
韓国 |
九州大学 大学院 総合新領域学部研究生 |
(2)奨学金支給額等
① 奨学金支給額 月額2万円
(3)留学生との交流会等
令和5年3月 4日 研究成果発表会・交流会
2 福岡県立明善高等学校の卒業生に対する奨学金給付事業
福岡県立明善高等学校の卒業生で、福岡県内の大学(科学技術関係学部に限る。)に進学する者に対し、奨学金を支給することにより、先端科学技術の普及を担う人材の育成を図った。
(1)大学奨学資金予約奨学生
ア 応募資格
福岡県立明善高等学校の3学年に在学し、学業・人物ともに優秀(評定成績が4.0以上)かつ健康であって、学資の支弁が困難と認められ、当財団の指定する大学(九州大学、九州工業大学及び九州歯科大学の科学技術系学部並びに国立大学法人の九州各県大学の医学部医学科)への進学を希望する生徒。
イ 募集期間 令和4年10月3日~令和4年10月31日
ウ 応募者数 2名
エ 予約奨学生決定者
理事会(書面表決)で次の者を決定した。
高校卒業年度 |
氏 名 |
入 学 先 |
4 |
省略 |
九州大学工学部4群 (地球資源システム工学科) |
(2)大学奨学資金奨学生
高校卒業年度 |
氏 名 |
入 学 先 |
4年度給付額 |
28 |
省略 |
九州工業大学 大学院情報工学部 |
84万円 |
30 |
省略 |
九州大学 工学部 物質科学工学科 |
84万円 |
元 |
省略 |
九州大学 農学部 生物資源環境学科 |
84万円 |
2 |
省略 |
九州大学 理学部 物理学科 |
84万円 |
2 |
省略 |
九州大学 工学部 Ⅰ群 |
84万円 |
3 |
省略 |
九州工業大学 工学部工学2類 |
114万円 |
3 |
省略 |
九州大学 工学部 Ⅰ群 |
114万円 |
3 国立工業高等専門学校が実施する国際交流等事業への支援
新型コロナウイルス感染症蔓延により海外派遣事業が実施できなくなったので、「福岡県内所在の国立工業高等専門学校が実施する研究開発事業に対する助成金」として、次のとおり助成した。
〇研究開発事業助成額 (単位:円)
学校名 |
事 業 名 |
助成額 (単位:万円) |
備 考 |
北九州 |
学生交流 |
50 |
韓国及び台湾の大学との学生交流 |
久留米 |
学会発表 |
37.7 |
ベトナム ホーチミン大学での国際学会参加発表 |
有 明 |
学生交流 |
56 |
シンガポール ポリテクニック校との学生交流 |
学会発表 |
20.9 |
国際学会へのオンライン参加 |
|
計 |
76.9 |
|
|
合 計 |
|
164.6 |
|
4 スーパーサイエンスハイスクール指定にかかる研究開発事業への支援
次のとおり助成した。
なお、香住ケ丘高等学校及び明善高等学校については、それぞれ経過措置
として1年~2年間、指定が継続されているため助成した。
学校名 |
対象事業 |
助成決定額 (単位:万円) |
備 考 |
福岡県立 明善高等学校 |
課題研究等整備 |
140 |
課題研究に必要な機材の整備(薬品、電子機器等) |
福岡県立 鞍手高等学校 |
課題研究等整備 |
50 |
実験観察撮影装置 |
福岡県立 香住ケ丘高等学校 |
課題研究等整備 |
30 |
課題研究で使用するフリーザー等 |
福岡県立 城南高等学校 |
課題研究等整備 |
50 |
SSH探求成果発表会参加交通費等 |
合 計 |
|
270 |
|
5 産・学・官連携により行うデジタルコンテンツ関係のクリエータの育成のための事業を支援した。
(1)支援先 2022アジアデジタルアート大賞展実行委員会(九州大学、福岡県、
福岡市等で構成)
(2) 助成金額 150万円
(3)大賞展の概要
ア 応募作品数 893点(22の国・地域)
イ 出品内容
一般:優れた技能と高い芸術性をもつプロフェッショナルクリエータ
ーを目指す方々の作品
学生:デジタルアートに興味のある方、スキルアップを図る学生のた
めのエントリーコースの作品
ウ 審査結果
① 一般カテゴリー
アジアデジタルアート大賞1点:動画部門より1点
大賞3点:静止画部門、インタラクティブアート部門、エンターテイメント(産業応用)部門から各1点
優秀賞8点:静止画部門3点、動画部門2点、インタラクティブアート部
門2点、エンターテイメント(産業応用)部門1点
入賞14点:静止画部門3点、動画部門3点、インタラクティブアート部門5点、エンターテイメント(産業応用)部門3点
② 学生カテゴリー
大賞4点:静止画部門1点、動画部門1点、インタラクティブアート部 門1点、エンターテイメント(産業応用)部門1点
優秀賞8点:静止画部門2点、動画部門2点、インタラクティブアート部 門2点、エンターテイメント(産業応用)部門2点
入賞16点:静止画部門3点、動画部門5点、インタラクティブアート部門
4点、エンターテイメント(産業応用)部門4点
エ 展覧会、表彰式
今年度は、入選作品の展覧会(令和5年3月8日~12日)は福岡市美術館で実施された。表彰式は、3月11日に展覧会場で表彰を行われた。
オ 柿原財団賞の贈呈
今年度も、アジアデジタルアート大賞受賞者に奨励金(柿原財団賞)として50万円を贈呈するとともに、学生カテゴリーの3部門の大賞受賞者(動画部門大賞がアジアデジタルアート大賞に選出されたので1部門減)に対して奨励金5万円を贈呈した。
・ アジアデジタルアート大賞
「nowhere」 作者:西野朝来(神奈川県/東京芸術大学大学院映像研究科アニメーション専攻)
・ 学生/静止画部門 大賞
「無題」 作者:内藤喜愛来(兵庫県/大阪芸術大学デザイン学科)
・ 学生/インタラクティブアート部門 大賞
「Light Graffiti」 作者:濱田 輝(福岡県/九州大学大学院芸術工学府)
・ 学生/エンターテイメント(産業応用)部門 大賞
「Adap+afion」 作者:石崎航琉(北海道/札幌市立大学)
Ⅳ 災害防止等支援事業
新型コロナウイルス感染症防止等の事業を実施している日本赤十字社福岡県支部に対して助成金を交付した。(法人会計対応100万円)
Ⅳ 会議
理事会、評議員会及び選考委員会等をそれぞれ次のとおり開催した。
1 役員会
(1) 理事会
〇第48回理事会(定例)
開催日時 令和4年5月30日 18時00分
開催場所 東京都新宿区市谷本村4-1 ホテルグランドヒル市ヶ谷
2F 皷の間
議 題
第2号議案 令和3年度計算書類(貸借対照表及び正味財産増減計算書)及び附属明細書並びに財産目録に関する件
第3号議案 評議員会の招集に関する件
第4号議案 (株)コーエーテクモホールディングス及び環境科学(株)の株主
総会おける株主権の行使について
第6号議案 令和4年度事業計画書の変更に関する件
令和4年度事業計画書「3先端科学技術の普及を担う人材の養
成」を次のとおり変更する。
(3) 福岡県立明善高等学校の在校生に対する奨学金支援事業 福岡県立明善高等学校の在校生で、教育費負担に困窮している生徒に対 して奨学金を支給している一般財団法人「明善校学林会」に支援金を拠出し、人材の育成を図る。(法人会計対応) |
を
(3) 福岡県立明善高等学校の在校生に対する奨学金支給事業 福岡県立明善高等学校の在校生で、教育費負担に困窮している生徒に対 して奨学金を支給し、人材の育成を図る。 |
に変更する。
第7号議案 公益財団法人柿原科学技術研究財団高校生奨学金給付規程
の制定について
第8号議案 令和4年度明善高等学校奨学生募集要項〈案〉に関する件
報告事項
(1) 第47回理事会以降の職務執行状況について
〇第49回理事会(定例)
開催日時 令和4年9月12日 月曜日 18時00分
開催場所 東京都新宿区市谷本村4-1
ホテルグランドヒル市ヶ谷 鼓の間
議 題
決議事項
第1号議案 先端科学技術共同研究受託者の決定に関する件
第2号議案 研究助成事業の決定に関する件
第3号議案 デジタルコンテンツ関係のクリエータ育成事業への補助に関する件
第4号議案 スーパーサイエンスハイスクール指定にかかる研究開発事業助成に関する件
第5号議案 福岡県内所在の国立工業高等専門学校が実施する国際交流事業に対する助成に関する件
第6号議案 令和5年度大学奨学資金予約奨学生募集要項に関する件
第7号議案 令和4年度国立工業高等専門学校研究開発事業助成金交付要項に関する件
第8号議案 「植物音響発生装置を活用した音響振動が生物の生長に与える影響及び電磁波が与える影響に関する研究」への補助に関する件」
第9号議案 その他に関する件
報告事項
(1) 第48回理事会以降の職務執行状況について
ア 海外留学生への奨学金の支給について
イ 選考委員会の開催及び申請ヒアリングについて
ウ 明善高等学校奨学生の決定内容について
エ 新型コロナ感染症防止等事業実施団体への助成について
(2)財務の状況について
(3)その他
〇第50回理事会(書面表決)
開催日時 令和4年12月8日
第2号議案 評議員会の招集に関する件
第3号議案 その他に関する件
協議事項
第5回研究成果発表会の実施について
報告事項
(2)その他
〇第51回理事会(定例)
開催日時 令和5年3月4日 11時00分
開催場所 福岡市中央区天神4丁目8-15 福岡ガーデンパレス
3F雲仙の間
第1号議案 令和5年度事業計画書(案)に関する件
第2号議案 令和5年度収支予算書等(案)に関する件
第3号議案 令和5年度科学技術研究助成事業募集要項(案)に関す
る件
第4号議案 令和5年度国立工業高等専門学校国際交流等事業助成金
募集要項(案)に関する件
第5号議案 令和4年度スーパーサイエンスハイスクール指定校に係る研究
開発事業への助成要項(案)に関する件
第6号議案 理事及び評議員の推薦に関する件
第8号議案 選考委員の追加選任に関する件
第9号議案 その他に関する件
報告事項
(1) 第49回理事会以降の職務執行状況について
(2) 財務の状況について
(3) その他
議案提案日 令和5年3月24日
提案内容
第1号議案 明善高等学校予約奨学生の決定に関する件
(2) 評議員会
○第33回評議員会(決議の省略の方法による)の結果
議案提案日 令和4年5月31日
第1号議案 令和3年度事業報告及び附属明細書に関する件
第2号議案 令和3年度計算書類(貸借対照表及び正味財産増減計算
書)及び附属明細書並びに財産目録に関する件
決議結果 令和4年6月20日までに評議員の全員から書面により同意の意思表示を得たので、同日をもって、当該提案のとおり決議したものとみなされた。
開催日時 令和5年3月4日 12時05分
開催場所 福岡市中央区天神4丁目8-15 福岡ガーデンパレス
3F雲仙の間
議 題
第1号議案 令和5年度事業計画書(案)に関する件
第2号議案 令和5年度収支予算書等(案)に関する件
第3号議案 「評議員選定委員会の委員(評議員1名)の選任について」
(追加提案)
柿原健晴氏が選任される。
(3) 監査
期 日 令和4年4月27日
場 所 当財団事務所
出席者 権藤説子監事、城戸秀明監事
2 各種委員会
(1) 選考委員会
ア 委員会
開催日時 令和4年7月27日 午後3時
開催場所 当財団事務所
議 題 令和4年度科学技術研究助成事業の選考について
イ 審査会
日 時 令和4年8月29日(月)午後3時
場 所 福岡市博多区中洲中島町3番10号
福岡県消防会館6階 当財団事務所
審査結果 共同研究4件中4件採択
研究助成12件中8件採択決定(別途1件人材養成として助成
した)
(2) ヒアリング
開催日時 令和4年7月28日~29日
開催場所 福岡市博多区中洲中島町3番10号
消防会館会議室
内 容 16件の申請内容についてヒアリングを行う。
Ⅴ 庶務事項
1 規程の制定
公益財団法人柿原科学技術研究財団高校生奨学金給付規程を制定した
2 届出等
令和4年4月1日 福岡アジア留学生里親奨学金協議書締結(3名)
令和4年7月15日 福岡アジア留学生里親奨学金交付式
令和4年4月3日 福岡市へ法人市民税の減免申請
令和4年4月4日 研究助成事業募集要項を県内の大学、研究機関へ
送付
令和4年4月20日 令和4年度科学技術共同研究受託者募集要項を
関係機関ヘ送付
令和4年6月13日 明善高等学校奨学生募集を行う(新規事業)
令和4年6月30日 令和4年度事業報告等の提出(電子申請)
令和5年3月28日 令和5年度事業計画及び予算書の提出(電子申請)
3 所有株式会社の株数の変動
○(株)コーエーテクモホールディングス
令和4年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割が行わ
れた。
その結果、当財団の持ち株数は1,684,400株となった。
5 国公債の保有状況
国公債の保有状況は次のとおりである。
(令和5年3月31日現在)(単位:円)
区 分 |
額面価額A |
購入価額B |
差額(B-A) |
|
国庫債券等 |
150,000,000 |
150,957,500 |
957,500 |
|
国庫債券 |
150,000,000 |
150,957,500 |
957,500 |
|
内訳 |
20年第172回 |
50,000,000 |
50,229,500 |
229,500 |
20年第174回 |
50,000,000 |
50,229,500 |
229,500 |
|
20年第175回 |
50,000,000 |
50,498,500 |
498,500 |
|
|
合 計 |
150,000,000 |
150,957,500 |
957,500 |